シュタルクビア

シュタルクビア(Starkbier)。シュタルクは強い、ビアはビール、シュタルクビアは、いわゆる「強ビール」。 そしてこちらが元々の名前、ボックビア(Bockbier)で、アルコール度は普通のビールが5%ぐらいなのに対して、大抵10%以上あります。

さて、灰の水曜日以降イースターまで、目下断食をしている人も少なくなりません。 最近では「イエズスの苦難を思い返して自己犠牲する大斎、小斎などの宗教心から」というよりは、どちらかというとダイエットやヘルシー思考から、1週間・10日間断食する人もいます。 断食期間、油脂等を摂取しないことで、大腸小腸などの内臓の清浄化、機能強化を目的としているようです。

そんな人たちへの朗報がこの強ビール。

大本は13世紀、贅沢品であったビールをドイツからイタリア等へ輸送する際の品質保持を計って考え出されたもの(別説もあり)のようですが…。

ドイツの名詞には必ず性があるのはご存知かも知れませんが、ビール以外のアルコールはウィスキーもシャンパンもワインも全て男性名詞なのに対し、ビールだけが水と同じ中性名詞です。 なので、「断食中も水は飲んで良いのだから、ビールもOKでしょ」と言う訳。

今では地ビール会社のほとんどが個性あふれるオリジナルの名前で強ビールを製造しており、 大抵のスーパーでも買えますし、レストランでも(断食していなくても!)オーダーできます。

ミュンヘンでは、ノッカーベルクというパウラーナービール社の経営レストランが大々的に強ビールオープンの催しを開き、 バイエルンの州知事(参加必須)を始め、主要政治家の面々がテレビ中継されます。

パウラーナー修道士

イタリアから来たパウラーナー修道士たちが肉類はもとより魚や炭水化物も禁じるバイエルンの断食に耐え切れず(?)1629年に考案したのが始まりだとか。 なんと今でもパウラーナーの「サルヴァートア」(救世主)

ドイツの車

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