ハロウィン

10月最終土曜。深夜にはドイツに明るい光をもたらした夏時間が終わり、一気に、夜の長い冬時間がやってきます。 朝は9時前まで仄暗く、夕方は16時前には暮れはじめる。加え雪はめったに降らないのに、毎日凍えるほど冷たい雨が降ったりするドイツ独特の天気・・・。 「ドイツの長く、暗い冬」という誰もが描くネガティヴなイメージでしょう…まさにその通り。

しかし、これからやってくるハロウィンなどの楽しいイベントは、暖かい光をもたらしてくれるものばかり。 …冬の始まりにさしかかるある日の夜、突然ドアをノックする音が。開けてみるとそこには小さな化け物が何匹か立っていて・・・。

ハロウィンはもともとケルト人の風習で、収穫感謝祭、そして先祖の霊が家族の元へ還ってくるという日本でいえばお盆のような風習。 それがキリスト教の聖人たちをたたえる日の前夜祭として融合・発展し、さらに移民によってアメリカにもたらされ、 現在私達が描くイメージに近いハロウィンになったといいます。

伝統的ケルト的なハロウィンは、もちろんアイルランドで見ることができます。しかし現在のハロウィンはほとんどが商業主義的なものになってしまいました。 どちらにしろ、楽しい、はたまたワクワクドキドキする夜にはちがいありません。

ドイツでのハロウィンの楽しみ方も、アメリカ風の、仮装した子供達がお菓子を求めて家を訪ね歩くやり方。かぼちゃランタンもちゃんとあります。 町の飲み屋さんではハロウィンパーティーがあったりします。テレビでは、ハロウィン特集として、ホラー映画や恐怖を煽る企画を放送。 このあたりは日本のお盆の怪奇特集と同じ発想なのでしょう。

ドイツでのハロウィン風景。子供達はやっぱりお手本どおりコミカルなお化けの格好で住宅街をうろうろ、思わず顔がほころびます。 私の家。待てど暮らせど、部屋をノックする音はしませんでした。期待はずれだったので、わざわざ子供に直接チョコレートを持っていきました。笑。

(mi2ru)

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