入学式

9月16日、火曜日。ドイツ、バイエルン州の小中高等学校の夏休みが終わり、また新しく学校が始まりました。

私事ですが今日は息子の入学式。8時45分にAulaアウラ(講堂)に集合、校長先生の話に始まり、 一年上の2年生たちによる歌と歓迎の言葉、そして新一年生の3クラスの生徒一人一人の名前が呼ばれ、クラス分けが発表されました。

一クラスは25人。非常に小さなグループで学習できて良いです。教室も小さめで、のどかな雰囲気でした。

国歌斉唱、校歌斉唱はありませんでした。 この辺りは、ナチス(ドイツ民族社会党)の名残で、国歌、及び国家全般に依存することは危険、といった思想があるのかもしれません。

さて、日本に無いもので、ドイツの新一年生に欠かせないものが一つあります。

「Schueltuete(シュールテューテ)」=「新一年生お祝い袋」。 高さ80センチ、上部直径は20センチ、カラフルで厚手の堅い紙で出来ていて、これを入学前に通った幼稚園、または自宅で飾り付けします。 そして、両親や祖父母たちが密かにプレゼントやお菓子を詰めておいて、入学式の日に両親と一緒に学校に持って行き、初の学校の後、家で開ける、というものです。

私たちの住所はミュンヘン市ですので、基本的にはSchulsprengelシュールシュプレンゲル(小学校管轄区域)内の 公立小学校に通うことが前提となるのですが、私たちは様々な理由からGastantragガストアントラーク(区域外入学願書)を提出して隣街の小学校への入学許可を受けました。

ドイツの小学校は「Grundschule(グルントシューレ)」といって、4年間。 その後は、日本で言う中高等学校が3種類(3レベル)あり、小学校での成績次第で進学を規定されてしまいます。 (これは、民主主義をどの程度まで浸透させるか、選択の自由とは、出来る生徒をどこまで区別すべきか、という難しい問題を抱えますが…。) まずは小学校ですので、とにかく元気で楽しく頑張って欲しいと思います!

(木場澄江 from ミュンヘン)

シュールテューテ


形は円錐形、ひもやリボンで結んで中身が見えないようにします。

海水浴

諸聖人の日

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