聖マーティンの日

毎年11月11日はSankt Martinstag(サンクトマーティンスターク:聖マーティンの日)またはLaternentag(ラテルネンターク:ちょうちんの日)と呼ばれ、 この日に向けて子供たち(大体幼稚園児から小学生ぐらいまで)が、一生懸命 手持ちちょうちんを作ったり買ったりして用意します。

休日ではありませんので午前は普通に幼稚園や学校に行き、夕方暗くなった頃に集まり、ちょうちんにロウソクの灯かりをともして近辺を行列で歩きます。

この聖マーティンにちなんだ行列はドイツに限らず、オーストリア、スイス等でも風習となっており、赤いマントを羽織って馬に乗ったマーティンが貧しい人に自分のマントを分けてあげた、 という言い伝えを思い起こすものです。

行列の後には、Martinsfeuer(マーティンスフォイアー:マーティンのキャンプファイアー)と呼ばれる焚き火を囲んで心優しいマーティンを思い、 Martinslieder(マーティンスリーダー:マーティンの歌)を歌ったりします。

また、このお祭りの最後には地域によって、ブレーツェル(8の字形のパン)、 バイエルンではMartinsgans(マーティンスガンツ:マーティンのガチョウ)と呼ばれるガチョウ形の菓子パンをもらったりします。

私はこれまで息子と2005年以来3回様々な行列に参加しており、今年(今晩)は4回目。 ちょうちんは、第1回目はどうやって作るのか手探り状態で緊張しましたが、その当時のものもありますので、今年は作らずに済みます。

学校行事として公式に行われるものではありませんが、息子は「クラスのみんな今晩の行列に来ると言っていた」と。近所の森は今晩は大騒ぎでしょう。

学校からのちらし広告で「馬に乗ったマーティンも登場」とあったので、楽しみです。 また、今回の行列ではマーティンの精神に習い、「人と分かち合うこと」をテーマとして、参加者に寄付を呼びかけて世界平和を願うとありました。

(木場澄江 from ミュンヘン)

マーティンスガンツ

人々がマーティンを司教に推薦、控えめなマーティンが「自分にはもったいない」と ガチョウ小屋に身を隠したことに基づく説、クリスマスまでの断食に備えてガチョウを頂いたことに基づくという説も

諸聖人の日

ハロウィン

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